売却事例
case1:相続不動産の売却・・・相続2回分
お母さまが亡くなり、息子さんが不動産を相続されました。
今後、相続不動産を利用する可能性がないため、売却し現金化したいとのご相談を承りました。
お話を伺った際には息子様だけの単独相続だったため、スムーズに売却活動に入ることができると思われたものの、
調査をしてみると、過去にお父様が亡くなった際の相続登記に不備があり、過去の相続登記をやり直す必要があることがわかりました。
その相続登記のやり直しによって相続人が複数発生し、相続について多少の意見対立が生じました。
相続協議がなかなかまとまらず、一時は売却を諦めるほどの状況となりましたが、早期に相続不動産を売却し現金を分配することを前提に、なんとか相続人の協議がまとまりました。
仲介での売却の場合は、売却完了(現金化)までの期間が確定できないため、弊社で早急に相続不動産を買取することとし、無事に相続登記と売却が完了いたしました。
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不動産を複数の相続人の持ち分で分配する場合には、その後の管理負担などについての問題が発生することもあります。
場合によっては、売却して現金を分配する方がスムーズな場合もあります。
このケースはまさしく後者だったため、弊社買取にて早急に現金化いたしました。
case2:相続不動産の売却・・・遠方の相続人様
お子様のいない方が亡くなり、住まわれていた住宅を2人のご兄弟が相続されました。
相続されたお2人も高齢で、なおかつ遠方にお住まいだった為、荷物の片付けにも手を付けられず数年間放置されておりました。
今後も作業できる目途が立たない為、「中の荷物も建物もそのままで売却したい」とのご相談でした。
査定のため相続不動産に伺ったところ、亡くなられた方が生活されていたままの状態で家具などが残されており、相続されたお2人での片付けも無理であろうと納得できる状態でした。
仲介での売却の場合は、売主様側で室内の片付けを行う必要があり、また、建物も古く解体工事の必要もあったため、仲介での売却ではなく、そのままの状態での弊社買取での売却をご提案し、ご納得いただきました。
その後、建物内の貴重品整理のために設定した数日の間に、雪の重みで屋根が破損したり、強風で車庫のシャッターが破損したりとトラブルもありましたが、無事に貴重品整理と売却が完了いたしました。
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不動産業者での買取の場合には、一般的な販売相場よりも価格が安くなる場合が多いのですが、このケースにおいては、室内の片付けの労力や費用、建物解体費などの費用をかけずに売却となったため、お2人の相続人様にとってはメリットの大きい取引であったと思います。
case3:不要不動産の売却・・・道外への引越しの為
大切に住まわれていた一戸建てですが、仕事の都合で関東へお引越しされる予定となったため、売却のご相談を承りました。
査定のため訪問し、これまでの使用状況などを伺いながら物件を拝見したところ、メンテナンスが非常に行き届いており、そのままの状態でも十分に利用できる印象でした。
立地から、賃貸での借り手が見つかることも想像できたため、賃貸および仲介での売却を併せてご提案いたしました。
札幌へ戻ってくる予定がないことや、賃貸した際の管理のわずらわしさから、仲介での売却を行うこととなりました。
実際にお引越しされるまでまだ時間があり、少しでも高く売りたいというお客様のご要望もあったため、販売価格を近隣相場よりも少し高めの設定にして販売を開始しました。
販売活動においては、居住中ではありましたがオープンハウスにもご協力いただき、販売期間約7ヶ月で売却へと至りました。
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物件のメンテナンスもさることながら、新築時の書類関係も完璧に保管されており、売却活動にも効果的に活用させていただきました。売却後の確定申告にも役立ったようです。
売却完了まで少々時間が掛かりましたが、ご納得いただける価格での売却となり、一安心いたしました。